朝に出てくる蜘蛛は縁起が良いから、殺してはいけないと昔から言われています。
『夜の蜘蛛は親の顔でも殺せ、朝の蜘蛛は取って懐に入れろ』という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
夜の蜘蛛は縁起が悪く、朝の蜘蛛は縁起が良いという意味ですが、どのような理由があるのでしょうか。
今回は朝蜘蛛の縁起が良い理由について調べてみました!
朝蜘蛛を殺してはいけない理由・その1
朝の蜘蛛は福を持ってきたり、お客さんがやってくる前触れであると言われています。
そのため殺してはいけないと言われています。
しかし、夜の蜘蛛は盗人や泥棒が来る前触れであると言われています。
つまり縁起の悪いもののため、見つけたらすぐに殺すべきであると考えられています。
朝蜘蛛を殺してはいけない理由・その2
朝蜘蛛がいる日は、良い日になると言われています。
蜘蛛は晴天の日にしか網を張りません。
朝、蜘蛛が網を張っている姿を見つけたらその日は一日良い天気である可能性が高いと言えます。
そのため良い気分で一日を過ごせると考えられているため、朝蜘蛛は縁起の良いものと捉えられています。
そもそもなぜ朝蜘蛛は縁起が良いの?
人々が朝蜘蛛に良い印象を抱くには、陰陽論に基づいた理由があるようです。
陰陽論では全てのものが『陰』と『陽』に分けられるとされており、この二つのバランスが取れた状態が最も理想的であると伝えられています。
この陰陽論をベースにすると、朝は『陽』であり、夜は『陰』になります。
そして蜘蛛は『陰』となるため、朝の蜘蛛は陽と陰でバランスの取れた状態であると言えます。
バランスが取れているということは、良い状態であるため縁起が良いとされているのです。
さいごに
昔から朝の蜘蛛は良くて夜の蜘蛛は悪いと伝えられていますが、実際にはどの時間帯にせよ蜘蛛は人間にとって良い生き物のようです。
もちろん毒性のものは除きますが、家の中にいるような蜘蛛はダニや蚊、ゴキブリなどを食べてくれる働きがあります。
つまり家の中で人体に有害な虫を駆除してくれているのです。
そのため蜘蛛を見つけたら、殺さずにそのまま自由にさせてあげると良いでしょう。
この記事がみなさんのお役に立てたのなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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